ゲーム開発・海外展開などの支援プロジェクト経産省「IP360」採択結果を見てみる。スクエニ、セガ、コエテクなども採択

経済産業省によるコンテンツ産業支援事業
「IP360 -Toward 20 Trillion Yen-」
にていくつかのメニューで採択結果が公開され、
Xでも話題になっているので、ピックアップしてみます。
※募集が新たに開始しているメニューもあります。
ゲーム分野では、
・大型ゲーム開発支援
・AIなどを活用した開発プラットフォーム
・海外ローカライズ
・海外プロモーション
など幅広い事業で採択が行われています。
今回はゲーム分野を中心に、
各支援メニューの概要と採択企業をまとめてみます。
🎬️令和7年度補正コンテンツ産業成長投資支援事業に関する詳細説明会
■「IP360」とは?
「IP360」は、日本のゲーム・アニメ・マンガ・音楽・映画などのIPを世界へ展開し、
コンテンツ産業全体の競争力強化を目指す経済産業省の支援事業です。
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メニュー3・4(大規模作品製作支援)は企業への利益提供が目的ではなく、本日公表の採択者の計画に基づけば、本支援で約1千億円の民間投資を推進し、約4千億円の海外売上を目指す投資喚起策です。計画倒れとならないよう、進捗確認やKPI管理を徹底します。(1/6) #IP360
— 経済産業省×IP360 (@metiIP360) June 29, 2026
今回(6/29)採択の発表があった内容でゲームに関連するメニュー2つをピックアップします。
▶メニュー3「大規模作品製作支援」
ゲーム・アニメ・実写作品を対象に、世界市場を見据えた大型作品の開発を支援する制度です。
■支援内容
補助率:1/2
補助上限:15億円
対象:ゲーム・アニメ・実写
※開発費だけでなく、
プリプロダクション/プロダクション/ポストプロダクション/ローカライズ/プロモーション
まで補助対象。
■主な審査基準
・過去作品の売上実績(ゲームは80億円以上)
・製作費20億円以上
・開発費の50%以上の資金調達
・海外販売・ローカライズ計画
などが審査対象となっており、
海外市場での大型ヒットを目指す作品が前提となっています。
■ゲーム分野の採択企業
[アークシステムワークス] 新規IPによる対戦格闘ゲームを全世界へ展開
[コーエーテクモゲームス] 完全新規IP「FUJI(仮)」
[コナミデジタルエンタテインメント] 新規コンソールプロジェクト
[スクウェア・エニックス] 海外市場向けに対応言語の追加およびローカライズ
[セガ]「VIRTUA FIGHTER CROSSROADS」
など
▶メニュー6「開発プラットフォーム構築支援」
ゲームそのものではなく、ゲーム開発を支える技術基盤
を支援する制度。
■支援内容
補助率:1/2
補助上限:1億円
■審査基準
・法人実績:過去に開発したシステムの実績(売上高、MAU、有料会員数等)
・【戦略性】
- 技術:AI、XR又はブロックチェーンといった高度な技術の利用
- 効果:開発プラットフォームのコンテンツ産業への裨益
・事業:外販する場合は売上高、MAU又は有料会員数、社内利用の場合は生産性向上等に関するプラットフォームの運営開始後3年の計画値
■ゲーム分野の採択企業
[スクウェア・エニックス] AI駆動型品質チェックプラットフォーム
[バンダイナムコエンターテインメント] Project ISP(仮)
[AHIRU] OROCHIエンジンのオープン化
などが採択されています。
▶💡今回の採択結果から見えるもの
・世界市場を見据えた大型ゲーム開発
・AIを活用したゲーム開発基盤
・ローカライズによる海外展開
・海外イベントでのプロモーション
など、日本発IPの海外競争力強化を目的とした支援が行われていることが分かります。
一方で、大規模作品製作支援については、
過去作品の売上実績や製作規模など一定の条件が設けられており、
海外展開を前提とした大型プロジェクト向けの制度設計となっています。
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— 経済産業省×IP360 (@metiIP360) February 20, 2026
エンタメ政策5原則
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①大規模・長期・戦略的に支援する。
②日本で創り、世界に届ける取組を支援する。
③作品の中身に口を出さない。
④真っすぐ届ける。
⑤挑戦者を優先する。
詳細はこちら:https://t.co/enpGsPQlkW pic.twitter.com/xMq79NpP5T
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