【海外記事】[Naughty Dog]ソニーにスタジオ売却した理由が話題に

【海外記事】です。
[Naughty Dog]の共同創設者(Serial Entrepreneur, Co-founder of Naughty Dog)
Andrew Gavin氏のLinkedInにて
スタジオ売却した理由について
回答した内容が話題になっているようです。
海外含め多くのゲームメディアで取り上げられているのと、
今年は数多くのスタジオ閉鎖もありましたが、
ゲーム業界が直面している課題なのでピックアップしたいと思います。
It's been one week since we announced Intergalactic: The Heretic Prophet! 🌌
— Naughty Dog (@Naughty_Dog) December 19, 2024
We hope you're all as excited as we are for what's to come. pic.twitter.com/IXqjYxHEBQ
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Source:LinkedIn
なぜノーティドッグを売ったのですか?
これは、私が数え切れないほど聞かれてきた質問です。
答えは簡単で、予算が急増していたからです。
1980年代に[Naughty Dog]を始めた頃は、ゲーム開発費は管理可能でした。
・ 80年代初頭のゲームは、それぞれ50,000ドル未満で作ることができました。
・『クラッシュ・バンディクー』('94-96)の製作費は160万ドルでした。
・『ジャック×ダクスター 旧世界の遺産』('99-01)にたどり着く頃には、予算は1500万ドルを超えていました。
2004年までに、『Jak 3』
のようなAAAゲームのコストは4500万ドルから5000万ドルに跳ね上がり、
それ以来、上昇し続けている。
2000年当時、私たちはまだすべてのプロジェクトを自己資金で賄っており、
膨れ上がる予算を独立して賄うことのストレスは膨大でした。
それは私たちだけではありませんでした。
これは、AAAスペースの体系的な問題でした(そして今でもそうです)。
開発者は自分のゲームに資金を提供するリソースがほとんどないため、
パブリッシャーは大きな影響力を持っています。
ソニーへの売却は、[Naughty Dog]の経済的な未来を確保するためだけではありません。
スタジオが可能な限り最高のゲームを作り続けるためのリソースを提供することでした。
高騰するコストの重さや、1 つのミスですべてが台無しになる、
という恐怖に押しつぶされることなく。
振り返ってみると、それは正しい判断でした。
それ以来、AAAゲームはますます高価になっています。
今日の大予算のゲームは、
5億ドルの費用がかかることがあります。
先日のTGAにて発表された[Naughty Dog]新作
『Intergalactic: The Heretic Prophet』
既に130万回再生されていますね。
■[Naughty Dog]リリース

『Intergalactic: The Heretic Prophet』
こちらも引き続き来年の話題を呼びそうです。
AAAタイトルが5億ドルの開発費と仮定すると、
日本円換算=785億円(1ドル=157円計算、12/29時点)
ですか。
下記、関連記事の [Remedy Entertainment]の試算が正しいと仮定すると、
(3000万ユーロの開発費の回収に300万本の販売が必要 ※1ユーロ=164円計算、12/29時点)
開発費が5億ドルの場合、何本売れば良いのでしょうか…
単純に0を1桁足した仮説になるのでしょうか?
業界の中の人、もしいたら教えてください。
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