ワーナー『スーサイド・スクワッド』が2億ドルの減収要因になっていたことを報告。ゲームは「期待外れ」の結果、メタスコアは60ユーザースコアは3.5に

ワーナー『スーサイド・スクワッド』が2億ドルの減収要因になっていたことを報告
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ワーナー・ブラザースより、2月に発売した新作タイトル『スーサイドスクワッド:キル・ザ・ジャスティス・リーグ』の売り上げ不振により、2億ドルもの減収を計上していたことが明らかになりました。
この情報は昨日行われた同社の第1四半期決算報告で明らかになったもので、報告書によると、ゲームの発売は「期待外れ」であり、「大幅な減収」をもたらしたとしています。
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最高財務責任者 (CFO) のGunnar Wiedenfels氏は投資家向けの報告会で、前年同期比で4億ドル以上の減収になっていたと説明。主な原因は、『スーサイド・スクワッド』の発売が振るわなかったことと、昨年の2月に発売した「ホグワーツ・レガシー」との比較で苦戦したことを挙げています。このため減損処理を行い、結果的に2億ドルのマイナス影響を与えたと述べています。

『スーサイド・スクワッド』は発売日の延期が相次いだ上、アーリーアクセス版の開始直後にキャンペーンモードが全てクリア扱いされてしまうバグも発見され、一時は販売中止にまで追い込まれていました。
Suicide Squad: Kill the Justice League pulled offline an hour after launch due to a bug that completes the entire story as soon as you start playing https://t.co/2kRLsD6uxH
— GamesRadar+ (@GamesRadar) January 29, 2024
大手レビューサイトMetacriticでのレビューやプレイヤーからの評価は賛否両論。執筆時点でメタスコアは63から60まで下がり、ユーザースコアは3.5になっています。
なお、ワーナーは3月に今後のゲーム事業の戦略を転換することを発表。これまでのコンソール向けAAAタイトル注力から、基本無料プレイゲームやモバイル向けゲームへの注力を強めていく方針を示しています。
Source:Insider Gaming
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