フロム・ソフトウェア、成功の秘訣について語られたインタビュー記事が注目集める。宮崎氏「スタッフがゲーム制作を愛し、効率的にゲームを作ることができる環境」

フロム・ソフトウェア、成功の秘訣について語られたインタビュー記事が注目集める
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ゲーム業界は近年、大規模な人員削減、開発費高騰、開発期間の長期化などにより不安定な状況が続いています。しかし、一部のスタジオはこうした状況に影響されず、成功を収めています。その好例が『エルデンリング』や「ダークソウル」を生み出した開発フロム・ソフトウェアです。
フロム・ソフトウェアは人員削減を行うどころか、近年では規模を拡大させ人員も増大。開発ラインを増やしているようで、常に高い評価と商業的成功を収めているタイトルを驚異的なペースで生み出しています。
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最近行われたIGNとのインタビューでフロム・ソフトウェアの成功の秘訣について聞かれた宮崎英高氏は、スタッフがゲーム制作を愛し、効率的にゲームを作ることができるという恵まれた環境にある」と答えました。
また効率の鍵は、開発初期段階で迅速にプロジェクトの意思決定を行うことにあるそうで、「我々は作りたいものをすぐに理解し、開発初期段階で意思決定します。試行錯誤を繰り返し、不要なものを取捨選択し、アイデアを迅速に進め、ゲームの方向性を素早く変えて、最終的な形を決定することができます。」と述べました。

2019年の「SEKIRO」や2022年の「エルデンリング」など国内外で高い評価と成功を収めているフロム・ソフトウェアには、優秀なスタッフの存在に加え、意思決定の迅速性による開発効率の高さが大きく貢献しているようす。
なお、今後のタイトルについては、先日ファミ通とのインタビューで「今後も『エルデンリング』級の規模を目指したい。」と語っていたほか、前述の開発ライン増加に加えスタッフの育成も行っているようで、宮崎氏ではなく他の方がディレクションを行う可能性もあると述べています。
『エルデンリング』DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」は6月21日(金)発売予定。
DLCももちろんですが、今後の作品にもますます注目が集まります。
Source:GamingBolt
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