アメリカで発売されたレトロゲームの約87%が「完全に入手不可能」であることが最新の研究結果で判明

約87%のレトロゲームが「完全に入手不可能」らしい※更新(情報追記、修正)
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ゲームの歴史を保存する運動に取り組む非営利団体「Video Game History Foundation」が発表した最新の研究によると、アメリカで発売されたレトロビデオゲームの87%が「極めて絶滅危惧種」であるとされており、時間の経過とともに状況はさらに悪化する可能性が示唆されています。
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ソフトウェア保存ネットワークとの提携により公開されたこの詳細な研究では、2010年以前にリリースされた全てのゲームのうち、わずか13%が商業的に入手可能または容易に入手できるようす。
この研究では、ランダムに1,500のゲームリストを使用し、データ収集の段階では「放棄された」「放置された」「活動中」といったゲームエコシステムを横断して調査が行われました。しかし、その数字はすぐに上昇し、研究の終了時までに約4,000以上のゲームが生存状態や入手可能性の兆候を調査されました。

なお、PS2のゲームカタログのうち、わずか12%が時代の試練を乗り越えて残っていたとのこと。
海外メディアは、アメリカの著作権法が”時代遅れ”であると辛辣に述べ、レトロゲームを簡単に保存する術がないライブラリーや組織が存在していると主張しました。
ただ、これらの法律を改正するための議論が進行中であり、2024年に審査が予定されているとのこと。
今後の結果に注目したいところです。
Source:Insider Gaming
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