『アーマードコア6』最新情報とインタビュー内容まとめ!アクション部分の新要素や開発経緯についてなど、複数の新作プロジェクトも進行中?

『アーマードコア6』最新情報とインタビュー内容まとめ!※更新(修正)
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昨日、8月25日(金)に発売日が決定したフロム・ソフトウェアの『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』(アーマードコア6)ですが、公式サイトやファミ通.comにて本作の最新情報やスクリーンショット、また山村優ディレクターと小倉康敬プロデューサーへの最新インタビューが公開されています。
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▶『『アーマードコア6』コンセプト』
【ストーリー】
・未知の新物質と、その利権を巡る抗争
アイビスの火と呼ばれる大災害からおよそ半世紀。
辺境の開発惑星で再び確認された未知の新物質。
その利権を手中にすべく秘密裏に侵略を繰り広げる星外企業と、その強欲に反抗する勢力の思惑が交錯し、両者の争いは本格化の様相を見せ始めていた。
そして今、独立傭兵たちもまた、その渦中に身を投じようとしていた。

【ASSEMBLE】
・自分だけの機体を構築するアセンブル
プレイヤーが搭乗する人型兵器アーマード・コアは、装備したパーツによって、射撃や近接格闘といった戦闘スタイルだけでなく、機体の挙動やアクション性能も多彩に変化。
数百種類のパーツを組み合わせ、自分のプレイスタイルに応じた自由度の高いカスタマイズが行える。

【BATTLE】
・メカだからこそできる、ダイナミックなバトル
機動力を活かして死角から攻め入る奇襲や、高い火力と防御力で正面から突破を試みる強襲など、戦略はプレイヤー次第。
フィールドを縦横無尽に駆け回り、遠距離から至近距離へと激しく交錯しながら、一瞬の隙をついて複数の武器で同時に猛攻を浴びせる――
人間には真似できないアグレッシブな攻防が楽しめる。


【MISSION】
・独自の戦略が活きる多彩なミッション
独立傭兵であるプレイヤーは、それぞれ思想や目的が異なるあらゆる組織の依頼を受け、戦場を駆る。
その内容は、敵の殲滅や対象の防衛、情報収集と様々。
稼いだ報酬で新たなパーツを入手し、自由に機体をアセンブルして、新たなミッションを遂行していく。

▶その他スクリーンショット





▶インタビュー内容ひとまとめ
・前作『ACVD』から10年もの長いあいだが空いたが、社長である宮崎(宮崎英高氏)や『AC』を作りたいというスタッフが多くいた。
・これまでのタイトル開発の経験から優秀な人材が育ってきたこともあって、そもそも『AC』を作らないという選択肢はなかった。
・社内では同時に複数のプロジェクトが進行しており、ほかのタイトルの開発に社内リソースを配分した結果、長らくお待たせすることになった。
・開発は2017年ごろから検討を始め、2018年ごろから宮崎と複数のディレクターが新しい『AC』シリーズはどのようにあるべきかという大きな方向性を模索検討する形で、プロトタイプの開発に着手した。
・目指す方向性や方針がある程度固まったうえで、山村ディレクターに引き継いだ。
・『ELDEN RING』(エルデンリング)などと同時進行で開発を進めていた。
・本作だけに限らず、基本的にフロム・ソフトウェアでは複数のタイトルを同時に開発している。
・。ここ数年でフロム・ソフトウェアを知った方々は「フロムといえばダークファンタジーのアクションRPGが多い」という印象を持つのは当然かと思う。
・しかし創業当時からダークファンタジーの『KING’S FIELD』とメカアクションの『アーマード・コア』というふたつのジャンルを両輪として手掛けていた。
・本作をきっかけに再びフロム・ソフトウェアが作るゲームのバリエーションが豊かであることが改めてアピールできたらうれしい。

・これまでのさまざまなタイトル開発から得られた知見や経験、蓄積されたノウハウを活かして、元来『AC』シリーズが備えているメカカスタマイズの根幹のおもしろさと掛け合わせて、いまのフロム・ソフトウェアだからこそ作ることができる新しいメカアクションゲームを作ろうというのが本作。
・具体的には複雑かつ立体的なマップ設計であったり、敵の動きを観察して対処方法を見極めるバトルデザインだったり。
・上記には近年のタイトル開発で得られたノウハウが活かされている。
・『AC』本来のよさに対して消化不良を起こさないよう、ノウハウ投入に際しても適宜検討を加えている。
【『アーマードコア6』ゲーム内容について】
・本作の舞台となる惑星“ルビコン3”は、ゲームスタート時点から半世紀ほど前に発生した新物質“コーラル”の大規模発火現象を原因とする大災害により焼き尽くされた、いわば災害跡地とも言える荒廃した惑星。
・物語冒頭では「大災害で失われたはずのコーラルが再び見つかった」という情報をキャッチした星外企業勢力たちがその利権を獲得すべくルビコンへの進駐を始めており、それに抵抗する土着勢力とも紛争状態に。
・プレイヤーはコーラルを巡る戦火に対して、特定勢力に所属しない“独立傭兵”として、またACを操縦することだけに脳神経を最適化された“旧世代型強化人間”として、身を投じていくことになる。

・本作では“旧世代型”ということで、ACの操縦技術と引き換えに感情がほとんど死んでいる、という設定になっている。
・ゲーム的には“主人公がしゃべらない”というシリーズの伝統と設定を重ねており、ストーリーにも関わってくる。
・いつもどおり主人公=自分と思ってプレイしていただける。
・『ACVI』で目指す方向性について、“人間にはできない、拡張されたアクション”といった指針が提示された。
・空中戦や高速移動、“メカであれば回避と攻撃が同時にできる”、“複数の武器を同時に扱える”といったポイント。
・結果として三次元空間をダイナミックに飛び回りつつ、互いの攻撃を浴びせ合うような、双方向にアグレッシブでスリリングな戦闘体験を作れたと思っている。

・ゲームの平均的な移動速度という意味では『AC3』系と『ACV』系の中間あたりが近い。
・攻防が見て取れるレベルまではあえてスピードを落とした。
・併せて戦闘距離も過去作より近めに設定されているため、本作の体感速度は過去の『AC』にも引けを取らず、目まぐるしく緩急の増した印象になっているものに。
・しかしそこまで近接に振り切っているわけではない。
・リスクを取って前に出たほうが射撃も当てやすくなるような調整にはなっており、近接武器にもレーザーランスやチェーンソーなど個性的なものを用意。
・アセンブルについてはパラメータの高低だけでなく、アクションゲームとしての“手触り”の部分で自分好みの機体が構築できるようなものを目指している。
・移動を司る脚部パーツと攻撃を司る武器パーツは、たとえばタンクならドリフトターン、四脚なら空中ホバリング移動といった追加アクションが使えたりする。
・武器も使用モーションや射撃反動の受け止めかた、弾丸の飛んでいく挙動といった感覚的なところで個性が出るよう意識。

・『アーマード・コア フォーアンサー』の“アサルトアーマー”のようなアクションは、“コア拡張機能”と呼ばれる追加要素のひとつ。
・作動原理など設定は異なりますが、バリアを伴った衝撃波を放つという点は同じ。
・本作のバトルには攻撃力と対になる重要項目として“衝撃力”という要素があり、アサルトアーマーはそれが極めて高い攻撃手段のひとつとなっている。
・”衝撃力”は言わば崩し性能とも言えるパラメータで、蓄積により敵の姿勢制御システムをダウンさせ、“スタッガー”と呼ばれる数秒間の動作不能状態に陥らせることができる。
・スタッガー状態に陥った敵への追撃はすべて直撃扱いとなり、相手がMTなどの汎用兵器であればそれがトドメとなって派手に爆散してくれたりもするので、そういった敵の撃破演出にも注目していただきたい。
・アセンブルではペイントやデカール、エンブレムのカスタマイズも可能。
・本作のバトルを体現する新要素として“アサルトブースト”というアクションが用意。
・過去作の“オーバードブースト”に近い高速移動だが、さらに敵への強襲に特化した性能に。
・武器にはそれぞれ個別に攻撃力と衝撃力が設定されているため、両手両肩の4武器をどう組み合わせれば流れるような攻撃パターンが構築できるか、そしてそれを相手によってどうアレンジしていくかなどの試行錯誤が楽しめる。
・全体として、“アクションゲームである”という点は強く意識していていて、攻防におけるひとつひとつの瞬間で感情が動くものを目指してきた。
・本作ではミッション中にAPを回復する“リペアキット”が標準装備されている。
・最大3回まで使える回復アイテム、というシンプルなもの。
・状況や相手によってはAPが6割残っていても安全圏とは限らない。
・“AC持ち”がプレイに必須というわけではなかったはずなので、そこに誤解があるならば解消しておきたい。
・一方で、本作の基本操作は近年のフロムのタイトルに近い、より直感的なものになっている。

・『AC』はすべてのミッションがつねに難しい、といったゲームではない。
・自機よりも性能の劣る汎用兵器を大量に蹴散らしていくような、爽快感のある殲滅ミッションも魅力のひとつ。
・一方で歯応えのあるゲーム体験は期待されているところだと思うので、要所のボスは一筋縄ではいかない相手になっている。
・ここで活きてくるのが近年のタイトル開発で培われた“観察と学習”のゲーム性であり、アセンブルによる“挙動変化”のゲーム性。
・本作のメインコンテンツはミッションを攻略していくストーリーモードと位置付けており、この中で協力や敵対といったマルチプレイ要素はなくオフラインのシングルプレイに特化。
・現在は2023年8月25日の発売を目指して、まさに開発終盤。
・初めての『AC』となる皆さんに向けては、いまのフロム・ソフトウェアが作る銃撃戦メインの三次元メカアクションと、それを彩る宇宙スケールのSF世界にご期待いただきたい。
・メカを自由にカスタマイズして自在に動かして遊ぶという、『AC』が元々備えていたプリミティブなおもしろさをぜひ体験していただければ。
・シリーズファンの皆さんには、そういった変わらないよさを思い出していただきつつ、ハードや技術の進化がもたらす臨場感に満ちた戦場表現や、重厚感溢れるメカの質感を堪能していただきたい。
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フロム・ソフトウェア(2023-08-25T00:00:01Z)
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