『サイレントヒル2 リメイク』開発者インタビューが公開!日本語ボイス実装、戦闘デザインは改善、なぜ「2」からリメイクさせたかなど

『サイレントヒル2 リメイク』開発者インタビューが公開!※更新(修正)
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KONAMIが昨年発表したリメイク版『サイレントヒル2』について、プロデューサー岡本基氏ら開発陣へのインタビューがIGNJapanより公開されました。
インタビューでは、オリジナル版との違いや改善された点、また多くのサイレントヒルファンが疑問に思う、なぜ「2」からリメイクを行うに至ったかなどが語られており、必見の内容になっています。
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▶『『サイレントヒル2』リメイクから始めた理由について』
・(岡本基氏)しばらく休んでいた「サイレントヒル」シリーズをKONAMIは復活させる考えだったが、社内でそれぞれフランチャイズのイメージ、「サイレントヒル」への”愛”があり、一つの方向としてまとまっていなかった。
・そんな中、岡本氏が入社したときに「なんとかできないか」と相談され、ひとつの方向になるように練りあげていくことになり、ブランドのアイデンティティをしっかり再定義して、尖らせて差別化しなきゃいけないという思いがあった。

・「サイレントヒル」のアイデンティティを考えたときに”トゥルー・サイコロジカル・ホラー”であると定義し、次に”トゥルー・サイコロジカル・ホラー”とは何かとしたときに、「ほとんど10人が10人言うんですけど『SILENT HILL 2』なんですね。」
・ブランドのアイデンティティが”トゥルー・サイコロジカル・ホラー”であれば、『サイレントヒル2』からリメイクするのが正しいだろうと判断し、制作する経緯に至った。

▶その他インタビュー内容ひとまとめ
・リメイク版『サイレントヒル2』では日本語ボイスが入っている。英語ボイスも従来どおり実装。
・ボディもフェイシャルもボイスも全て同時に収録するパフォーマンス・キャプチャーを使い、役者の生の表情の演技を実装。
・トレーラーはあえて大げさなシーンが多いですが、全体的に見るともう少し落ち着いた演技のシーンが多く含まれている。
・今回、主人公ジェイムスの設定年齢は少し引き上げている。より老けて見えたのであれば、その印象は間違いない。

・オリジナル版とは異なってより没入型のカメラになり、遊ぶといろんな感情が沸き立つような雰囲気だったり、楽しめる戦闘が入っている。
・オリジナル版で指摘の多かったコンバットデザインは改善している。
・オリジナルのデザインを踏襲しつつ、リメイクならではの戦闘の面白さができるような改善をいくつかの敵に対しては行っている。
・敵のAIに関してはイチから作り直しており、よりコンバットが楽しめるようなAIデザインにした。

・オリジナル版は、当時の表現力の範囲でプレイヤーの想像力で補っていた部分はあるが、そこに関しては完成したビジュアルをひとつひとつ見てほしい。
・Bloober Teamは雰囲気の再現力が高いので、実際にコントローラーを持って操作するとオリジナル版以上に、”歩いてるからこそのあの雰囲気の怖さ”というのを感じられる。
Source:IGNJapan
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