『龍が如く7』名越監督「旧態依然としたコマンドバトルではなく、アクションをしているノリでバトルができる。ゲームの雰囲気は0や2に近い」中井貴一さんもストーリーを絶賛
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【せがなま】
龍が如くナンバリングについて
名越監督:色々考えました、7じゃないほうがいいとも思ったし…、龍が如くというゲームのスタイルもあって、アドベンチャーがあって、ドラマを見てバトルがあって、という所のたてつけと、後は結局その僕を含めて作ってる人間達もそうですけど、コンテンツを通して作ろうとしているものというのは結局何を作ろうとしてんのというと龍が如くを作ろうとしているわけで、そこに関して言うとやっぱりスピンオフでもないし新しいところなんだろうなと、でもじゃあ名前はどうすんのと言われた時に、龍が如くなんだけど龍が如くじゃないものって言い方って逆にしようと思ってもできないですよね、ただまぁロゴは同じだと桐生一馬のようなドラマにしかみえないし、ロゴは変えつつの一応でもナンバリングはそのままついで行くのが一番しっくりくるかなと、遊んでみて貰えたら結局これが良かったんじゃないかなと思ってもらえるんじゃないかなと思っている。
熱いんだけどロマンティックなところで言うと、龍が如く7は「龍が如く0」とか「龍が如く2」に近い雰囲気は持っている。ドラマの筋としては今までなかった雰囲気。
中井貴一さんに本とか面白かったと言われたエピソード
名越監督:大急ぎだったのもあって、最終章の最後のほうが抜けていたんですよ(中井貴一さんの出番ではないところ)、最後が読みたいという話になって、現場で急遽お渡ししてちょっと時間余ってるからといって中井貴一さんが読んで帰ったんですよね、それで、非常に面白かった、最後の一番最後のセリフがあれが一番言わなきゃいけないことだと僕も思うと言われたのがめちゃくちゃ嬉しかった。
死ぬほど悩んで考えた言葉だったから、それを褒めてもらえたのはめちゃくちゃ嬉しかった。
何故横浜をチョイスしたのか?
海外とかも色々考えた。
横浜なんてのも昔あったが、ただ逆どこを切り取るかと言われた時に結構広い範囲を持って横浜の魅力じゃないですか、中華街など港など、そうなると広くて作るのが大変、じゃあ逆に中途半端に部分的に取り上げると横浜らしさがなくなるしクレームも来そうで止めた、今回じゃあまるっと横浜といえる分量を一度に取り上げてコアなメインな舞台にしてしまおうという話になって横浜になった。
広さやスケール感を活かしたミニゲームやなんだのも含めて大きい仕掛けを用意している。
ライブコマンドRPGバトルについて
今喧々諤々と言われてるとこでもありますが、一つまずアクションでずーっとやってきた分、次にまたアクションする時に今までのシステムを踏襲してまた更に乗り越えてというのも中々思いつかなかったのも事実、それよりは新鮮なことやりたいよというのもあって、「ライブコマンドRPGバトル」はまだインターフェースは開発途中で見た目は結構変わる予定、ただゲームをしてる人と起きてる画面の関係性をみると、最初のコマンドを選ぶ→選ばれたコマンドのリストを選択する→セットする→与えて様子を見る→を繰り返すというテンポ感ではなくて、もっとただただアクションを何人かのマルチバトルを見ているという感じにかなり近い、慣れるまでコツはいるが、覚えてしまえばアクションをしているのと同じノリでバトルができる。
コマンドRPGのバトル…旧態依然としたものを想像すると…たぶんそれとは全然違うものだと思う。
僕もチンタラしたのは嫌いなんで、そういうのはさらさら作る気はない。
ある程度強くなればオートコマンドもあるから、AIもかなり優秀なのでじーっと見てるだけで勝手に戦闘してくれる。
色んなコマンドRPGがある中で、このゲームだからこそできる表現がたくさんある。
RPGだからこそできるバカバカしい表現も。
どっちも可能なハイブリッドも考えたが、ゲームを2つ作るのと同じなので間に合わなかった。
コマンドを選んだ後に追い打ちでボタン入力を受け付けて追い討ちアクションをしてくれる。
淡々とした1:1のコマンド選択の結果を眺めるだけのゲームではない。
知らない人が見ればアクションゲームをしている風に見えると思う。
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これは東京ゲームショウで触ってみたいなぁ
実際に触ってみないとわからない
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